東京大賞典4連覇のオメガパフューム。東京シンデレラマイル連覇のダノンレジーナ。この冬は何かと連覇、偉業がザワつきますが、園田新春賞でもある馬が大記録に挑みます。
それが①エイシンニシパ。2歳5月の門別でデビュー。そこから怪我らしい怪我もなく、通算成績62戦20勝、2着20回、3着8回。重賞の勝利数は12を数える超一流馬。そして新春賞だけで4勝、目下3連覇中ですから今回勝てばオメガの4連覇に並びますし、同一重賞5勝の金字塔を打ち立てることにもなるわけです。すげぇ。
前3走②①②着ですが、負けた2戦の勝ち馬は兵庫最強馬ジンギ。さすがに相手が悪かったと割り切れますから、能力の衰えではありません。今回はジンギがいませんし、出てきたら強敵と思われたシェダル、テーオーエナジーも除外になりましたから、いよいよ大記録達成が濃厚になってきましね。冬場に体調を上げてくるタイプですし、軸は不動。
問題は相手。1870m、エイシンニシパが道中動かして行っての底力勝負とみれば、「長めから追って心肺機能を高めてきた馬」が狙い目かなと。
該当馬は④タガノディグオ、⑤マイネルプリサイス、⑥エイシンガネーシャ、⑧アワジノサクラ、⑨コスモバレット、⑫イチノフリオーソの6頭。その中で馬なりではなく、しっかりと負荷をかけてきたのが⑧アワジノサクラ。
前走の園田金盃も道中の手応えが良かったですし、一線級相手でも差のないところまで来た感触がありますね。ハンデ54キロならもう一歩前進があるとみます。
馬連/ワイド ①-⑧番
