ニュージーランドTは、中山芝1600m。枠の有利不利も大きいですし、なにより『適性』が求められる舞台といえます。
本命は⑮タイムトゥヘヴン。
母キストゥヘヴンは桜花賞馬ですが、重賞4勝中3勝が中山コース。一瞬の切れを生かせるこの舞台が得意でした。
ひとつ上の姉ガロシェ(9Rの野島崎特別に出走)は、中山芝〔1-3-3-2〕。孫のヒュミドールもステイヤーズS5着、日経賞4着と走っていますし、タイムトゥヘヴンも中山で初勝利を挙げ、京成杯2着。中山適性はしっかりと受け継がれています。
弥生賞ディープインパクト記念は、少し行きたがったこともありましたが、相手レベルが上がると2000mではキツイなぁといった印象。
父ロードカナロアなら当然距離短縮が追い風となりますし、今回はシャドーロールも着用。これで上への意識が下に向くようなら、一変があっていいでしょう。何より未勝利1着、京成杯2着はチークピーシズを着用時。馬具が効きやすい性格とも言えます。
鞍上は、先週のダービー卿CTを快勝したデムーロ騎手。そりゃ、ネオユニヴァースやヴィクトワールピサに騎乗していた頃と比較すれば、勢いと言う点では物足りませんが、それでも2012年から毎年GIを勝っているわけですが、やっぱりスゴイ。今週もおなしゃすです。
阪神牝馬Sは、①ドナウデルタの一変に期待。
こちらもロードカナロア産駒の距離短縮。今日の阪神芝は、ほぼほぼインが残っていますから、最内枠はプラス。ロスなく立ち回って最後の直線ひょっこりはんを期待します。
