おつかれさまです。とこ穴です。
早いものでもう今年も折り返し地点。何もかも始まっていない気がしますが、それでも前を向いて頑張るしかありません。
競馬場にもまた大歓声が戻ってきますし、1日でも早く日常を取り戻したいところですね。
『何でもないようなことが~幸せだったと思う~』
ホントコレって感じですが・・・。
さて西の競馬は阪神競馬場に舞台を移しての開催。メインはグランプリ・宝塚記念となりますが、今日のメインレースはその前哨戦となる鳴尾記念。
鳴尾記念は暮れの2500mと今でも思っているワタシの脳は、すっかり化石なわけですが、昨年の勝ち馬メールドグラースは、新潟大賞典→鳴尾記念→小倉記念と重賞3連勝を決め、そしてコーフィールドカップも制覇。今年もそんな上り馬がいるのかどうか。
と、その前に鳴尾記念の近年の鉄板データを見ておきましょう。
タイトルにもあるように、現在の鳴尾記念は『2つのステップレースに注目』すればOK。
そして、その2つのステップというのが、新潟大賞典と都大路Sになります。
馬名 | 前走 | |
2015年 | ラブリーデイ | 天皇賞・春 |
マジェスティハーツ | 都大路S | |
アズマシャトル | 新潟大賞典 | |
2016年 | サトノノブレス | 天皇賞・春 |
ステファノス | 香港C | |
プランスペスカ | 都大路S | |
2017年 | ステイインシアトル | 福島民報杯 |
スマートレイアー | ヴィクトリア | |
マイネルフロスト | 新潟大賞典 | |
2018年 | ストロングタイタン | 都大路S |
トリオンフ | 新潟大賞典 | |
トリコロールブルー | 大阪城S | |
2019年 | メールドグラース | 新潟大賞典 |
ブラックスピネル | 新潟大賞典 | |
ステイフーリッシュ | 大阪杯 |
過去5年の上位3頭を見ると、必ずこの2ステップが入っているんです。
そしてその傾向は年を重ねるごとに強まり、2018・2019年はワンツー決着でした。
これを今年の出走馬に当てはめていくと
新潟大賞典(3頭) | ⑤ブラックスピネル |
⑬レッドガラン | |
⑮エアウィンザー | |
都大路S(3頭) | ③アドマイヤジャスタ |
④テリトーリアル | |
⑭アメリカズカップ |
この計6頭。
言ってしまえば、この6頭の馬連・ワイドBOXを買えばOK!ということなんですが、ちょっと多いのでここから絞りたいと思います。
鳴尾記念2020予想
⦿⑬レッドガラン
○④テリトーリアル
▲⑦ラヴズオンリーユー
△⑮エアウィンザー
△⑤ブラックスピネル
△⑥キメラヴェリテ
本命は⑬レッドガラン。
前走の新潟大賞典は1番人気➅着と期待を裏切る形となってしまいましたが、鞍上の鮫島駿騎手が長い直線を意識するあまり、位置取りが後ろになりすぎたことが敗因。しかも前に行った馬で決まるスロー。何もかもが噛み合いませんでした。
阪神コース4勝の実績も然ることながら、この馬の強さを再認識させられたのが、2走前の大阪城ステークス。それまでの中団で脚を溜めて差す競馬から、2番手抜け出しという王道の競馬、一皮むけたなぁと思いましたが、前走は鞍上が剥けてなかったということですね。
今回はその時と同じ北村友騎手ですし、2戦2勝の現実。手が合う、ウマが合うというやつです。今度こそでしょう。
先週の目黒記念を制したキングオブコージもロードカナロア産駒でしたが、年を重ねた牡馬は距離が延びて良くなる印象がありますね。ダノンスマッシュも1200→1400m快勝でしたし、安田記念でも侮れませんよ。
その他のおススメ
【阪神8R 3歳上1勝】
⦿⑨エレヴァート
姉が快速馬ベルカントで、先週の葵Sでワンツーを決めたキズナ産駒。平坦コースがベターは確かでも、ここは斤量の利。前に行く脚もありますから、開幕週の馬場も大歓迎。相手は距離短縮の②⑬番と、キンシャサ産駒の⑭⑤⑦番。
【阪神9R 三木特別】
⦿⑦アグネスリバティ
逃げ馬不在なら、この馬が久々に逃げる競馬に持ち込む可能性もあるんじゃなかろうかと。中団に構えた前2走で味がないことはわかっていますし、仮に逃げはなくても先行~好位は取りに行くはず。穴馬は大体こんなパターン。
【阪神10R 天満橋S】
⦿④ワンダーアマービレ
展開とスムーズさを欠かずに運べるかどうかだけ。上手くハマってねという希望しか推奨理由はありません。
【阪神12R 3歳上2勝】
⦿⑬ビッグデータ
行かせると味がないことを示しちゃった前2走。今回は差す競馬を示唆、3走前の競馬がおそらくこの馬の理想形。初めての1200mでもスピード負けはなく、むしろ自然と差す形が取れそう。最後にズドンと決めちゃう。
