お疲れさまです。とこ穴です。
明日の札幌競馬メインは、第55回札幌記念。スーパーGⅡとも呼ばれる一戦で、今年もGI馬が4頭出走。ここをステップに凱旋門賞を展望する馬もいますから、盛り上がるのも当然っちゃ当然ですよね。
台風の影響で馬場がどうかなどありましたが、土曜朝の時点で芝は稍重。そして5Rの新馬戦ではすでに良まで回復しました。もう天気の崩れはありませんから、水準の時計が出る良馬場。重巧拙を気にする必要はなくなりました。
前日オッズを見てみると
- フィエールマン 1.9倍
- ワグネリアン 4.7倍
- ブラストワンピース 6.4倍
- サングレーザー 7.8倍
- ランフォザローゼス 20.8倍
と、やはり4歳GI馬3頭が人気の中心に。まだ変動はあるかもしれませんが、上位3頭はこのままかなという気もします。
ではこの4歳GI馬3頭に死角はないのか?と言われると、そんなことはないと言わざるを得ません。3頭とも札幌は初めになりますし、このブログは穴馬を狙うブログですからw
まず1番人気のフィエールマン。
ここまで異例のローテでGI2勝を含む、6戦4勝2着2回。オール連対とまだまだ底を見せていませんが、負けた2戦は小回り1800mのラジオNIKKEI賞と、おむすび型の中山外2200mのAJCC。
前者はキャリア不足、後者はシャケトラが走りすぎたと思えば処理も可能ですが、菊花賞と天皇賞・春の2戦を見ると、やはり広いコース向きなんじゃないかなとも。加えて今回は距離が2000m。ステイヤーではないでしょうが、この距離は少し忙しい印象もあります。目標は次という面もありますしね。
続いてダービー馬ワグネリアン。
この馬も実績が示す通り、広いコース向き。前走の大阪杯は巧みにインを突けたとはいえ、上位2頭とは器用さで遅れを取った感もありました。福永騎手も「コーナーで加速する方ではない」とコメントしていますし、調教の動きを見ると完歩が大きくなってきた気もするんですよね。それでも3頭の中では一番安定感がありますから、馬券的にはこの馬かなとも。
最後にブラストワンピース。
春2戦のリズムが悪いですし、今回は川田騎手との新コンビ。札幌記念は内枠の好走率が非常に高いですが、この馬の最内枠は歓迎ではないような気もします。器用ではないですし、大阪杯の時のように外を回らされるリスクも。
じゃあ狙いは札幌3戦3勝の⑩番サングレーザー?と言われそうですが、違います。本命はもう1頭のGI馬⑪番ペルシアンナイト!
「おい!この馬も札幌初めてやし、2000mでの勝ち星もないやんけっ!」という声はシャットアウトw
前2走は着順を落としていますが、大阪杯は緩い馬場+内枠競馬で外をずっと回るロス(最後に挟まれたのはその時点で脚がなかったから関係なし)。
そして前走の安田記念は、スタートで思いっきり挟まれてズルッと最後方まで下がる不利。決して力を出し切れたとは言えませんし、これは度外視でいいでしょう。
ここまで2000mでの勝ち星は確かにありません。しかし皐月賞2着、大阪杯2着とコーナー4つのコースならまったく問題ありませんし、元々が瞬発力型。オール平坦の札幌はこの馬にピッタリの舞台のはず。
今回は中10週。これまで中10週以上空いたときは【0-0-0-8】と一度も馬券内に来ていませんし、この馬が叩き良化型というのは誰もが知るところ。しかし今回は秘密兵器があります。
それがブリンカー。
久々で動けない=気が入らないと見れば、集中力を高めるブリンカーは間違いなく合うはず。調教段階から着用して、デムーロ騎手も好感触を得ているようなので、これは期待しかありません。
勝つかどうかは別にして、2~3着なら取れるだろうとみて、単ではなく連系の馬券がおススメ。
