おはようございます。とこ穴です。
いよいよ、ダービーです。残念ながら今年は現地ではなく、社内でテレビ観戦となりましたが、画面越しでも異様な雰囲気が伝わってくるのがダービー。楽しみましょう。
1番人気はサートゥルナーリア。ここまでの4戦を見ると、確かにその強さは認めなくていけません。でも死角がないか?と言われれば、そんなことはないと思うんです。
まず、前走の皐月賞。巷では「着差以上の強さ」という評価ですが、個人的にはそうは見えませんでした。追い出してから結構必死な感じは伝わってきましたし、ヴェロックスにタックルしてしまったのはそれだけ余力がなかったということ。余裕があればそんなに馬体を併せる必要もありませんから。
確かにそもそものレベルが違うという可能性はあります。でも2歳時から大きく成長してきた感がないんですよね。仕上がりの早さで勝っているというのが正直なところで、皐月賞から一気に成長してくる馬がいたら・・・。決して1強ではないと思います。
そこで成長力に注目して、本命は⑱番シュヴァルツリーゼ。
父が長距離砲のハーツクライ、そして母はドイツオークス②着のソラベニア。母系もクラシックディスタンスでの活躍馬が多く、いかにも大物の相。そして何よりも、この舞台で目覚める血統と言えます。
そんなスケールの大きさを示したのが、2走前の弥生賞。スタート後手、4角でも大外へ大きく振られながらも上がり最速で②着を確保。
粗削り・・・というよりは、無茶苦茶な競馬と表現した方が正しいかもしれませんが、いずれにしてもあの内容なら東京コースでさらにと誰しもが思ったはず。前走の皐月賞は色気を持ってしまったことが敗因。参考外。
ダービーでの大外枠は確かに不利ですが、この馬は跳びが大きくリズム重視。外枠はむしろプラスでしょう。
本格化は来年以降という感じもしますから、勝つかどうかは微妙。なのでここは2~3着狙いの本命です。
