お疲れさまです。とこ穴です。
順番が前後しますが、日本ダービーの予想記事の前に目黒記念からいきます。
なぜかって?
「自信があるからです」
目黒記念といえば波乱。昨年は9-10番人気決着で、馬連19220円。一昨年も8番人気フェイムゲームが快勝し、3着に13番人気のハッピーモーメント。3連複41190円、3連単は316940円と高配当。穴馬を買うべき一戦ということです。
そしてその穴馬をあぶり出す手法が血統になります。
これは世代かもしれませんが、東京といえば?
「トニービン!!」
と答えた方は、おそらく30後半から50歳ぐらいのオールド競馬ファンでしょう笑。ダービー馬ウイニングチケットに、オークス馬ベガ。安田記念馬ノースフライトに、サクラチトセオーは天皇賞・秋を直線大外一気でもぎ取りました。
持続力のある末脚が持ち味で、直線の長い東京コースで高パフォーマンスというのが、トニービン産駒の大きな特徴。困ったときはトニービンで助けられた方も多いはず。
当然ながら直仔はもうその姿を消し、母父トニービンもあまり見かけなくなりましたが、種牡馬としての枝を広げています。ハーツクライ、ジャングルポケットなど・・・。
そしてこの目黒記念では、このトニービンの血が爆発的に躍動するんです。1997年③着エアダブリン(父トニービン)をスタート地点に
- 1997年 ③着エアダブリン
- 2001年 ②着マックロウ
- 2003年 ②着レディパステル
- 2004年 ③着ダービーレグノ
- 2005年 ③着ダディーズドリーム
- 2006年 同上
- 2007年 ③着アドマイヤフジ
- 2008年 ②着アルナスライン
- 2009年 ②着ジャガーメイル
- 2011年 ①着コパノジングー
- 2015年 ②着レコンダイト
- 2017年 ①着フェイムゲーム ③着ハッピーモーメント
- 2018年 ①着ウインテンダネス ②着ノーブルマーズ
どうでしょう?
これはすべて「3代血統表にトニービンが入っている馬」なんです。
個人的にボロ儲けしたのは、2011年のコパノジングー単勝7.6倍、馬連総流しでひっかけた190倍。あとは2017年③着ハッピーモーメント複勝8.9倍と、トニービン系に流して1着8番人気フェイムゲームとの組み合わせで引っ掛かったワイド105倍。
昨年もこの手法で的中できていたはずですが、なぜかスケベ心、浮気心が働き、12番人気14着リッジマンから入ったんですよねぇ。1年経っても、このナゾが解けません。
今年、3代にトニービンを持つのは、①番ウインテンダネス、④番ムイトオブリガード、⑦番ゴーフォザサミット、⑧番チェスナットコート、⑨番アドマイヤエイカンの5頭。
最後の最後で選び間違える可能性も大いにありますが、本命は⑨番アドマイヤエイカン。
阪神大賞典もハーツクライ産駒が好相性ということで狙ったんですが、結果は⑤着。そして②着に入ったのがもう一頭のハーツ産駒だったカフジプリンス。あるあるですね・・・。
3走前にステイヤーズS②着という実績はありますが、続く万葉Sでは⑦着と凡走し、そして前走の阪神賞典も⑤着掲示板とはいえ、さして見せ場はありませんでした。
この結果から導き出される答えは、「距離が長いんじゃないか」ということ。
これまで挙げた4勝は、芝1800~2400mによるもの。古い話にはなりますが、この馬が一番切れたと思わせたのは、今でも2戦目の札幌2歳S(1800m)だと思っています。
2500mがベストかどうかはさておき、3000m級のレースより合うことは明らか。全4勝中3勝を挙げる岩田騎手と引き続きコンビを組めることも心強いところでしょう。
