お疲れさまです。とこ穴です。
今日の大井競馬メインは、伝統の重賞・大井記念。実に豪華な顔ぶれとなりましたね。
そしてもうひとつ興味深いのが、鞍上の乗り替わりが多いこと。
サウンドトゥルーは、船橋移籍後すべての手綱をとった御神本騎手ではなく、吉原騎手へ。そして御神本騎手は隣のディアデルレイに騎乗。そしてそのディアデルレイからヒガシウィルウィンに乗り替わるのが本田重騎手。
移籍緒戦を快勝したセンチュリオンは、矢野騎手(リッカルドに騎乗)から小久保厩舎の主戦ともいえる左海騎手へ。目まぐるしく鞍上が変わりますが、乗り替わりで新味が出ることもあれば、その逆も然り。
そこで狙いは⑩番リッカルド。
中央挑戦となったエルムS(ルメール騎手が騎乗)を除けば、南関東移籍後の全7戦はすべて矢野騎手が騎乗。それだけこの馬の能力を信じているということでしょう。
昨年は報知グランプリC快勝を皮切りに、フジノウェーブ記念、ブリリアントカップ、そしてこの大井記念と重賞4連勝。いずれもワンサイドの圧勝劇でした。
余勢を駆って挑んだ帝王賞でも、中央馬相手に真っ向勝負の④着(地方馬最先着)と好走。これは秋は重賞総ナメもあるぞと思いましたが、マイルグランプリ④着、勝島王冠⑤着とトーンダウン。明らかに疲れがありました。
今回はしっかりとリフレッシュされましたし、元来が夏型。ここは狙いの復帰戦で、久々も3勝マークと苦にしません。重馬場適性も◎です。
対抗が⑧番センチュリオン。
中央在籍時にはマーチS快勝を含む、全8勝を挙げたバリバリのオープン馬。さすがに前走は力量が違いすぎた印象ですが、4角ぐるっと外を回ってメンバー断トツとなる上がり36秒8を記録。どこからでも動ける自在性も強みでしょう。
単穴が⑭番サウンドトゥルー。
ブリリアントカップは終始流れに乗れませんでしたが、2600→2400を使ってからの1800でしたから、当然と言えば当然かもしれません。今回は臨戦過程もよく、大井2000mは東京大賞典勝ちの実績。少し前が流れそうな顔ぶれでもありますから、ズバッと差し届くシーンも十分。
以下、②番タービランス、⑥番ヒガシウィルウィン、⑤番モジアナフレイバーと人気どころですが、穴なら⑫番チャイヤプーン。
この馬の偉いところは、2回続けて負けることがないということ。つまり、連敗がないんです。
新馬⑤着→未勝利①着
知床賞③着→寒菊賞①着
ひまわり賞④着→戸塚記念①着
不来方賞②着→ダービーグランプリ①着
前走は1番人気⑤着と期待を裏切ってしまいましたが、再転入緒戦でしたし、この馬の性格から行けば逆に狙いやすくなったともいえます。お父さんがエンパイアメーカー直仔のフェデラリストということで、高速馬場も大歓迎。重馬場は【4-0-1-0】と鬼です。
