某競馬専門紙の穴担当です。
今日は京都競馬場で京都新聞杯、そして東京競馬場ではプリンシパルS。東西のダービー最終便となるだけに当然注目の一戦ですが、馬券的にはもう難解の中の難解。個人的には観るレースと位置付けて、馬券を買うなら新潟メインの「邁進特別」ではないかと思っています。
とにかく枠重視の直線競馬ですが、実はもうひとつ。物凄くタメになるデータを見つけてしまいました。
それは血統。
一昔前までは「ダート血統が強い」とか「サクラバクシンオー産駒が狙い」とかありましたが、前者はスピード一辺倒だった頃の話。今は中盤で息を入れるのが普通になりましたから、この馬券術は崩壊しています。
後者はもう直仔がいません。サクラバクシンオー→ショウナンカンプのラインが活躍できていればまた違ったかもしれませんが、正直そこまでの勢いはないですよね。
そこで色々と探ったのですが、先週の駿風Sを見てあることに気が付きました。
勝ったジョーカナチャンのお父さんは、世界のロードカナロア。そこでロードカナロア産駒の直線競馬での成績を調べてみたのですが、これまで出走したのは以下の5頭。
・ジョーカナチャン(①①着)
・サラドリーム(①⑧①着)
・レジェンドソウル(③②着)
・フロルセレジェイラ(⑰着)
・ビーチキャンドル(⑮着)
サンプルが少ないとはいえ、かなりの好成績。単複回収率は、何と驚異の436%でした。これは無条件で狙いなさいよということ。
そこで邁進特別の出走馬に目を移すと、いたいたいた。いましたよ。
まずは⑬番サラドリーム。
もうすでにこの舞台での結果を出していますし、今回は枠もイイところ。じっくりとここを目標に調整されてきましたし、ハンデも53キロなら問題ないでしょう。
そしてもう1頭が⑧番エトワールブリエ。
こちらは今回が初めての直線競馬。まだヴェールを脱いでいないと見れば、期待値はこちらの方が断然上。もしかするとこの条件でハチャメチャに強い可能性だってありますからね。
枠はもう少し外ならよかったですが、まぁギリギリ許容範囲内。ハンデも52キロなら不満はないでしょう。
この2頭の単複を買うもよし。馬連・ワイドを買うもよし。2頭軸流しも夢がありますね。とにかく直線競馬はロードカナロア。今年はこの説を立証していきたいと思います。
