某競馬専門紙の穴担当です。
福島競馬最終週を締め括るのは、荒れる牝馬重賞「福島牝馬ステークス」。10頭と少ないですが、何が来てもおかしくない顔ぶれ。荒れる要素は十分あります。
では早速参りましょう。今回は○と▲までパパっと書いちゃいます。
福島牝馬ステークス2019
◎⑧番ウインファビラス
○⑥番フローレスマジック
▲⑤番デンコウアンジュ
△②番カレンシリエージョ
まずは、過去10年【9-7-4-51】の中山牝馬S組をチェック。これがこのレースを予想するうえでの出発点になるわけです。
今年は③番ランドネ、④番カワキタエンカ、⑤番デンコウアンジュ、⑥番フローレスマジック、⑧番ウインファビラスの5頭が該当馬。軸選びはこの中からとなります。
本命は⑧番ウインファビラス。
2017年(5番人気14着)に続いて2度目の参戦となりますが、当時は東風S9着からの臨戦。王道ステップからは外れていました。
初勝利がこの福島芝1800mで、3走前の常総S1着も中山芝1800m。コーナー4つの小回りコースが合うタイプですし、全弟ウインブライトも小回り1800mの鬼。血統的後押しも心強いところです。
前走は9着でしたが、差はわずかに0秒3差だけ。少し窮屈な場面があったことも踏まえれば、決して悲観する内容ではありませんでした。
最良ステップで挑む今年はチャンス十分。穴ならこの馬でしょう。
対抗が⑥番フローレスマジック。
姉ラキシス、兄サトノアラジンも晩成型でしたから、こちらもおそらくここからが稼働期。前走の中山牝馬Sは5着でしたが、0秒1差だけ。上々の滑り出しとしてよく、叩いた今回はラストの踏ん張りが変わってきます。
単穴が⑤番デンコウアンジュ。
2017年2着フロンテアクイーン、2018年1着キンショーユキヒメ、3着デンコウアンジュと、このレースとの相性抜群なメイショウサムソン産駒。「2度あることは3度ある」ではないですが、中山牝馬S最先着馬。6歳牝馬ですが、まだまだ元気一杯です。
△一番手は②番カレンシリエージョ。
福島初見参となりますが、ここまで函館芝1800m、小倉芝1800mで計3勝。小回りコース特異なハービンジャー産駒らしいタイプで、前走はそれまでの先行策から一転、差す競馬で快勝。強い明け4歳馬で、まだまだ伸びしろがあります。
馬券は⑧番から馬番・ワイドで流す感じ。おそらく人気はありませんから、ひとつ引っかかるだけでも十分プラスになりそうですね。
