某競馬専門紙の穴担当です。
昨日のブリリアントカップの◎ヤマノファイトは、伸びずバテずの⑥着。除外明けでも体調面に問題はないと見ていましたが、終始余裕がなかったですし、相手関係も厳しかったというところでしょうか。
逆に強いなぁと思ったのが、②着だったタービランス。パイロ産駒は成長力?(同産駒のハセノパイロは⑬着惨敗)のタイプが多いのですが、この馬は丸一年連対を外していませんし、今が充実期と言った感じ。意外性がありますね。
さて明日は東京スプリント。
注目は何と言ってもコパノキッキング=藤田菜七子騎手ですよね。たくさんのお客さんが入りそうですし、本当に楽しみな一戦です。
でも・・・。
本命はコパノキッキング!と言ってしまうと、このブログの意味がありません。とことん・・・かどうかは難しいですが、穴っぽいところを攻めないと。
そこで今回はちょっとしたデータを用いて、本命馬を炙り出して行こうかと思います。
東京スプリント2019予想
今年の4歳馬は、芝・ダート問わず傑出馬揃い。近年稀に見るハイレベル世代と言われていますが、ここも4歳馬コパノキッキング、ヒロシゲゴールド、ホウショウナウが人気の中心。
ちょっとこの勢いには逆らえない感もありますが、実はこの東京スプリント。強いのは若い世代ではありません。過去10年で4歳馬の優勝は、10年スーニの1勝だけ。若い力が通用していないのです。
対して最も多くの勝ち馬を送るのが、4勝を挙げる6歳馬。そして目立つのが、7歳以上の高齢馬の活躍です。過去10年で上位3頭に7歳以上馬が入らなかったことは一度もなく、昨年は8歳-8歳-7歳が上位3席を占めました。
データ、傾向通りなら今年も7歳以上馬が1頭は馬券の対象となるということ。今年該当するのは、②番マッチレスヒーロー、③番マイネルルークス、④番ショコラブラン、⑧番キタサンミカヅキ、⑨番ゴーディー、⑩番アクティブミノル、⑬番サトノタイガー、⑮番ジョーオリオン、⑯番テーオーヘリオスの9頭。
この中から能力通用は、やっぱりJRA勢。となると、狙いは⑯番テーオーヘリオスになります。7歳馬。
昨夏の北海道スプリントで重賞勝ち。その後はすべて馬券外ですが、常に差のない競馬。前走の黒船賞は久々+1400mだったことを踏まえれば、ここへ向けての叩き台と割り切れる一戦。
そして前走はスタートのタイミングこそ合いましたが、ゲート内の駐立が非常に悪かったですからね。後入れの大外枠も好材料だと思います。
タービランスのような外目追走のスムーズな競馬ができれば、一変があってもいいでしょう。今年も高齢馬に注意です!
相手は⑧番キタサンミカヅキ。
もう実績云々は必要ないでしょう。明けて9歳となりましたが、まだまだ衰えはありませんし、今回はベストの大井1200m。巻き返せます。
単穴が⑦番ヒロシゲゴールド。
今の大井は逃げ~先行馬が有利な傾向ですし、ブラックタキシードの肌に父サウスヴィグラスなら、いかにも地方の馬場が合う印象も。連勝馬の勢いは侮れません。
以下、⑥番コパノキッキング、④番ショコラブラン、⑫番ホウショウナウ。大穴なら②番マッチレスヒーロー。
