某競馬専門紙の穴担当です。
なんだか色々と思うことがあって、批判的なツイートが多くなったことをお許しください。でもちょっと真面目な話をすると、競馬を冒涜する輩はどうしても好きになれないんです。
「武豊騎手が逃げれば忖度競馬」発言。もういい加減ウンザリですよね…。今日の日経賞は確かにマイペース逃げ切りでしたが、決して楽に逃げられたわけではありませんし、そう思わせたことが鞍上の凄さでしょう。
それを忖度だ!で済ましちゃう方は、パネマジに引っかかってしまうような方でしょうね。ダメです、もっと本質を見極める力を身につけないと。私も甘ちゃんの甘ちゃんですから、日々勉強です。
さて愚痴はこれぐらいにして、高松宮記念の予想へと参りましょう。
高松宮記念2019予想
最終週だけBコースとなる中京コース。突如として超スーパー高速馬場となった3年前(ビッグアーサー1分6秒7)の印象が強烈ですが、前2年はともに8秒台。今年の勝ち時計も7秒後半から8秒台といったところでしょうか。
本命は⑩番ラブカンプー。
シルクロードS18着、オーシャンS16着と復帰後はともにシンガリ負けですから、正直スプリンターズS2着の輝きが色褪せてしまった感もあります。
しかしレースではスンナリと先行できているように、決して内容は悪くありません。直線を向いてバッタリ止まっているだけですから、走る方向に気持ちが向いていないだけ。
そこで魔法のアイテム「ブリンカー」が出てきたわけですね。ブリンカー着用時はとにかく狙わないといけません。
稽古の段階から着用していたようですが、時計は坂路52.0-38.2-25.5-13.1(一杯)。古馬500万馬に追いつくどころか、最後は突き放されてしまいましたから、はっきり言って見た目は良くありません。
しかしこの馬は短距離馬としては珍しく実戦型。これまでも最終追い切りで先着したのは、2歳新馬・未勝利・紅梅Sの3回だけですから、遅れたこと自体はまったく問題になりません。
むしろ注目すべきは全体時計。
シルクロードSの最終追い切りが55秒1、オーシャンSが53秒5。そして今回が52秒0。実はここに激走の秘密が隠れています。
これまで最終追い切りで52秒台を出したのは、葵SとアイビスSÐの2回だけですが、ともに2着と好走。特に葵Sは前走13着惨敗からの一変でした。
最終追いでビシッと気合を注入して、52秒台を出して来たらこの馬は変わるということ。今回は走るパターンです。
逃げるモズスーパーフレア、内のセイウンコウセイを見ながらの先行策。高速馬場ですから、多少ペースが速くても前にいる方が絶対に有利。粘り込みに期待します。
ちなみに→こちらでラブカンプーを◎にしているのは、とこ穴さんだけでした笑
