某競馬専門紙の穴担当です。
昨日のダイオライト記念は、◎アポロケンタッキー(5番人気)○チュウワウィザード(1番人気)の馬連1本!でドンピシャリ。熾烈な2着争いと最後の直線は、なかなか力が入りました。よかったよかった。(最終noteは盛大にハズしましたが・・・)
今日は名古屋競馬場で「名古屋大賞典」が行われます。
今の名古屋は、とにかく逃げ~先行馬が断然有利な馬場。まずどの馬が逃げるか、これが予想のスタートラインと言えます。
ここは⑫番グリムがハナに行きたいところですが、大外枠。兵庫から参戦の⑧番マイタイザンも逃げないと競馬にならないタイプですし、隣の⑦番キクノルアも行ければ行きたいクチ。枠が反対なら何の問題もなかったのですが、これはハナに行くまでにかなり脚を使わされる可能性があります。
となると狙いは、熾烈な逃げ争いを尻目に先行~好位集団にスポッと収まれる馬。器用さがウリの馬が狙い目となります。
名古屋大賞典2019予想
本命は②番ヒラボクラターシュ。
この馬のセールスポイントは、何と言っても器用に立ち回れるレースセンスの高さ。道中は常に手応えがいいですし、追い出してからの反応も機敏。いかにも小回りコースへの高い適性を感じさせるタイプです。
前走の佐賀記念でマークした2分5秒7は、2013年ホッコータルマエ、2012年ピイラニハイウェイと並ぶレコードタイ。距離が延びてもこの馬らしい正攻法の競馬で、見事に勝利をもぎ取りました。
幅広い産駒を送る父キンシャサノキセキですが、本質的にはマイラー型。前走で2000mも問題ないことは証明できましたが、やはりベストは1800m前後。わずかでも距離が短くなる点は間違いなく好材料です。
そしてここは展開面もカギ。名古屋1900mはスタートしてからすぐにコーナーへ差し掛かりますから、どうしても外枠先行勢は不利となります。ここは試練の枠となった⑫番グリム、⑧番マイタイザン、⑦番キクノルアがやりあう展開。インでじっと我慢を利かせて、勝負所から動いて行くこの馬にピッタリの流れです。
対抗が④番テルペリオン。
前走は初ブリンカーでレース振り一変。叩き上げのフリオーソ産駒らしいタイプでしょう。スタート次第ではこの馬のハナもありそうですし、当然控えても問題なし。レースの組み立てが比較的イメージしやすいですから、十分勝負になるでしょう。
単穴が⑨番アナザートウルース。
良くも悪くも相手なりのタイプ。これはサウンドトゥルーにも言えることですが、この血統の特徴ですね。1600万を勝っての重賞挑戦となりますが、2~3着には食い込んできそうです。
馬券は②番の単勝。馬連②-④⑨番。波乱はありませんから、少点数でしっかりと仕留めます。
