某競馬専門紙の穴担当です。
2019年1発目となるGI・フェブラリーステークス。今年は何と言っても藤田菜七子騎手になるわけですが、新たな扉を開いて欲しいと思う一方で、まだまだ甘くないんじゃないか。そんな感じですね。まぁフェブラリーは日曜日ですから、また後程ということで。まずは土曜日の重賞2鞍を展望していきたいと思います。では東京競馬場で行われるダイヤモンドステークスから参りましょう。
頭数は10頭と手ごろですが、意外にも穴馬台頭もあるのでは?と思っています。
ダイヤモンドステークス2019予想
本命は◎④番ピッツバーグ。
父ダノンシャンティは、NHKマイルCを驚異的なレコードで制した快速馬でしたが、母系は名前を見てもわかるように「スタミナ」「底力」の代名詞とも言えるメジロ血統。
母メジロフランシスは未勝利でしたが、祖母メジロモントレーは牡馬相手のアルゼンチン共和国杯、AJCCなどを制した女傑で、根っからのステイヤー血統。復帰後、芝2400mを使って4、2着は、その母系の血が目覚めたと言ってもいいでしょう。
逃げがベターですから、サンデームーティエのハナ争いがカギにはなりますが、出足の速さはこちらの方が上。斤量差、枠順の差で何とかハナを切れるんじゃないかと。
松岡騎手でダイヤモンドステークスと言えば、10番人気ウイングランツで初重賞勝ちを決めたのが印象的ですが、そのウイングランツは箱根特別2着からの臨戦。ピッツバーグもまったく同じローテですから、何か不思議なパワーも感じますね。
ハンデ49キロを生かした積極策で、アッと言わせてくれるでしょう。
対抗が⑩番ユーキャンスマイル。
菊花賞ではブラストワンピースに先着しての3着。それを思えば、前走の万葉Sは若干取りこぼした印象もありますが、そのぶん今回のハンデが54キロ止まりに。
母父ダンスインザダークと言えば、このダイヤモンドステークスと非常に縁が深く、2003年3着ダイタクバートラム、2005年1着ウイングランツ、2006年1着マッキーマックス、2着メジロトンキニーズ、2008年2着コンラッド、2010年1着フォゲッタブル、2015年3着カムフィーなどを輩出。そして母父としても、2017年1着アルバートを送っています。
「ダイヤモンドステークスと言えばダンスインザダーク」が合言葉なのです。
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