某競馬専門紙の穴担当です。
笠松競馬場では、地方交流「笠松グランプリ」が行われます。
注目は笠松グランプリ4連覇の偉業に挑む③番ラブバレット。禁止薬物騒動に揺れる岩手競馬所属馬としても、ここは明るいニュースを届けたいところですね。
そして、このレースの大きな特徴が、他地区勢が強すぎるということでしょう。
過去5年の上位3頭の所属を見てみると
17年 岩手→園田→大井
16年 岩手→北海道→浦和
15年 岩手→浦和→高知
14年 浦和→大井→佐賀
13年 佐賀→川崎→大井
見事なまでに他地区勢が上位を独占。名古屋、笠松勢の好走は皆無ですし、昨年の1、2着馬が今年も参戦なら、この流れに抗うことはできません。
今年、他地区から参戦してきたのは②番エイシンヴァラー(園田)、③番ラブバレット(岩手)、⑥番エイシンバランサー(園田)、⑧番タイセイバンデット(北海道)、⑨番サクラレグナム(高知)の5頭。
この5頭BOXを買えば、(間違いなく)当たるわけですが、問題はオッズ。3連複の5頭BOX10点でプラスになるのならいいですが、おそらく無理でしょう。なので、ここから絞っていきましょう。
まず③番ラブバレット。これが崩れることはないと決めつけます。枠も悪くないですし、中間の調整も順調。前走のJBCスプリントでも見せ場を作りましたから、4連覇へ向けて視界良好といったところ。
続いて園田の2頭。鞍上配置から当然⑥番エイシンバランサーが上位。笠松1400mも3走前に快勝していますから、適性も◎。問題は個人的に下原騎手との相性が最悪ということだけ。
②番エイシンヴァラーは、地元の山下騎手が騎乗。昨年の2着馬で黒船賞の勝ち馬ですから、アッサリがあっても驚けませんが、近走は一息。良くて3着まで・・・かなと。
⑧番タイセイバンデットは、前走の絆カップで2着と好走。1600mを克服し、ようやく本調子とも受け取れますが、スロー逃げ。相手も相手でしたから、過信禁物でしょう。
最後に、⑨番サクラレグナム。9歳馬ですが、4走前のさきたま杯6着、前走の東京盃も0秒8差8着ですから悪くありません。地方馬同士のここは力が入る一戦です。
結論。馬連なら③-⑥⑨番の2点。3連単③→⑥⑨→②⑥⑧⑨番。こうですね。
