某競馬専門紙の穴担当です。
京都のメインは、2歳馬による一戦「デイリー杯2歳ステークス」。
先週の京王杯2歳S、ファンタジーSに続いて、ここも9頭と少頭数。いざ頭数が揃うGIへ繋がる一戦となるのかどうか微妙なところですから、現時点での完成度を重視。では予想へ。
デイリー杯2歳ステークス2018予想
◎①番ヤマニンマヒア
○③番アドマイヤマーズ
▲⑧番ダノンジャスティス
△②番アズマヘリテージ
△④番ドナウデルタ
本命は①番ヤマニンマヒア。
前走はレースからかなりエキサイトしていて、まったく競馬にならず。
ゆくゆくは距離も保つかもしれませんが、現時点では無理に抑え込むよりも馬の気持ちに合わせた競馬が合いそうな印象。その点から、距離はこれぐらいがベストでしょう。
2走前の未勝利勝ちは、従来のレコードを1秒上回る好時計。時計の出る小倉がマッチしたとすれば、当然京都も合うはず。
前に壁を作って運べる最内枠も好材料ですし、4角でインがガバッと開くのが京都外回りの特徴。あとは手応え通りに行けば・・・。
対抗が③番アドマイヤマーズ。
デビューから完璧な競馬で2連勝。新馬戦で競り勝った2着馬が、新潟2歳ステークスの勝ち馬ケイデンスコールですから、この馬の評価もグンと上がって当然。無傷の3連勝も十分です。
単穴が⑧番ダノンジャスティス。
父キングマンは馴染みが薄いですが、通算成績8戦7勝でその中にマイルGIが4つ。2014年の最優秀3歳牡馬&年度代表馬にも選出された歴史的名馬・・・だそう。
新馬戦はラスト3Fが12.2-11.3-11.2の加速ラップ。それを悠々と差し切っちゃうんですから、類まれなる瞬発力はしっかりと産駒にも受け継がれているようですね。
この一戦で勢力図をガラリと塗り替えてしまう可能性もある馬で、まさに単穴にピッタリ。
△の中では②番アズマヘリテージ。前走のアルテミスSでは、最後の直線で狭くなる場面もありましたが、その時点でもう脚も残っていませんでした。
父が天皇賞馬トーセンジョーダンですから、1600mが長いなんてことはないはず。距離2度目で、良績残す右回りに戻れば。この枠ならイン突きが決まった小倉2歳ステークス2着の再現があってもいいでしょう。
