某競馬専門紙の穴担当です。
京都のJBC3競走の更新は済んでいますので、お次は東京競馬場で行われる「アルゼンチン共和国杯」の展望へと参ります。
個人的にアルゼンチン共和国杯と言えば、1995年1着のゴーゴーゼット。
ナリタトップロード、ヒシミラクルが登場するまでのサッカーボーイ産駒と言えばこの馬。いぶし銀・村本騎手とのコンビもいい味を出していましたね。
一昔前は、GIではパンチ不足の馬が活躍する重賞いったイメージでしたが、3年前のゴールドアクターから流れが一変。2年前の勝ち馬シュヴァルグランはジャパンカップを勝ちましたし、昨年の勝ち馬は今春の大阪杯を勝ったスワーヴリチャード。
となると、今年もGI級を探せばいいということになるわけですが、正直そんな強烈なインパクトがある馬を見つけ出せません。そこで今年は、あるデータを頼りたいと思います。
そのデータとは、前走1600万下組が狙い!というもの。
15年1着ゴールドアクター(オクトーバーS1着)、16年3着ヴォルシェーブ(日本海S1着)、17年2着ソールインパクト(六社S3着)と、目下3年連続で前走1600万組が馬券内に。
前走から斤量が軽くなるということが走因ですが、これだけ結果を出していると、今年も注目せざるを得ないでしょう。
今年は六社ステークスの1~3着馬が該当馬。当然、本命もこの中から選びます。
本命は⑤番マコトガラハッド。
六社S3着は昨年2着のソールインパクトと同じ・・・だから何?と言われればそれまでですが、これまでは小回りコースに良績が集中。広いコースでどうなの?の懸念があった前走ですが、しっかりとした脚どりで0秒2差の3着まで押し上げてきました。
もうコースに不安はありませんし、今回は51キロのハンデ。これは非常に大きいですね。
前走の1、2着馬もいますが、着差を思えば決定的な差ではありませんし、ここは人気上位勢にも不安要素たっぷり。
アルバートは年齢、斤量、コースがピンときませんし、パフォーマプロミスも京都大賞典取消後の一戦。まったく折り合いをつけられなかった昨日のジナンボーの騎乗ぶりを見ると、オドノヒュー騎手にも不安しかありません。
混戦、乱戦でのドサクサ紛れの3着なら、十分拾えるとみて複勝で攻めてみます。
