某競馬専門紙の穴担当です。
明日はいよいよ秋華賞。そして秋華賞と言えば、やっぱり波乱。
平成生まれの後輩に聞くと、波乱の秋華賞と言えば2008年11番人気1着のブラックエンブレムだそうですが、昭和生まれにとっては、やはり1999年1着ブゼンキャンドルでしょう。
1番人気トゥザヴィクトリーは、復帰戦のローズSで4着と不安満載でしたし、2番人気ヒシピナクルも一気の相手強化。3番人気フサイチエアデールも距離?でしたから、ワクワクしてマークシートを塗ったことを覚えています。
ブゼンキャンドルは”狂気”とも言われたモガミの産駒でしたから、これは一発あるなと。そしてメジロマックイーン産駒のメジロサンドラ、○外のレッドチリペッパー、ブライアンズタイムの底力に期待してピサノガレー。確か、馬券はこの4頭ボックス。2着クロックワークも一瞬考えたのですが、「関東馬はなぁ・・・」と言って消しました。この頃からセンスないなぁ。
では今年の出走メンバーをざっと。
1 ラテュロスあああああ55 秋山
2 カンタービレああああ55 武豊
3 スカーレットカラーあ55 岩田
4 ランドネああああああ55 戸崎
5 サラキアああああああ55 池添
6 パイオニアバイオああ55 柴田善
7 ラッキーライラックあ55 北村友
8 トーセンブレスあああ55 藤岡佑
9 サトノガーネットああ55 浜中
10 オールフォーラヴああ55 幸
11 アーモンドアイあああ55 ルメール
12 オスカールビーあああ55 川須
13 ミッキーチャームああ55 川田
14 ゴージャスランチああ55 横山典
15 ハーレムラインあああ55 大野
16 プリモシーンああああ55 北村宏
17 サヤカチャンああああ55 高倉
18 ダンサールあああああ55 デムーロ
注目アーモンドアイは真ん中の11番枠。と言っても、好位直後から運べたオークスを見ればもう展開、位置取りに左右されることはありませんから、どこでもいいでしょう。逆らっちゃダメです。
秋華賞2018予想
タイトルにもあるように、今年はアーモンドアイの相手探し。その1頭目が⑧番トーセンブレス。
前走のローズSは好位の競馬となりましたが、スローペースだったのでこれは正解。それで止まったのは、御行儀のいい競馬は合わないということでしょう。
阪神JF、桜花賞4着と能力は確かですし、阪神コースの経験も十分。本来の控える形なら、まだまだ巻き返すチャンスはあります。
続いて⑯番プリモシーン。関屋記念からの臨戦と異例のステップとなりますが、フェアリーS・関屋記念とも久々での快勝。間隔があいてのマイナスはありませんし、ペースが速くなる京都内回りも合うタイプ。外目の枠も好材料です。
最後が⑥番パイオニアバイオ。母は、アパパネが3冠を達成した2010年2着のアニメイトバイオ。それ以来の3冠馬誕生となるかという年に、娘が出てくるんですからこれもまた競馬のオモシロイところかなと。
前走の紫苑Sはいかにも試走といった感がありましたし、ここは本来の先行策も可能。いぶし銀・柴田善騎手の手綱さばきにも期待したいところですね。
最後にオカルト的データを。
過去20年で関東馬が秋華賞を制したのは、2008年のブラックエンブレム、2010年のアパパネの2回だけ。圧倒的に関西馬が強いわけですが、実は関東馬が勝ったこの2年だけは、勝ち馬に呼応するように関東馬が奮起しているのです。
2008年は、小島茂厩舎所属のプロヴィナージュが16番人気3着と快走。2010年は1着アパパネ(国枝)2着アニメイトバイオ(牧)3着アプリコットフィズ(小島太)と、関東馬が上位を独占しました。
「関東馬が勝てば、2~3着にも関東馬が来る。」
今年もこのケースに期待しましょう。
馬券は馬連・ワイド⑪-⑥⑧⑯番。
