某競馬専門紙の穴担当です。
いつもならこの時間帯でお仕事終了となるわけですが、今週は3日開催。もう一度、金曜日の作業が回ってくるイメージで、まだまだ終わりません。
それでもブログの更新と、馬券はしっかりと買い込みます。この業界の人間は、いくら忙しくても馬券を買うんですから、感心します笑
さて、明日の東京競馬のメインは毎日王冠。
サイレンススズカ、エルコンドルパサー、グラスワンダーの参戦でGI並みの熱気に包まれたあの一戦から、もう20年も経つんですね。そりゃあ、年も取るわけです。
個人的な思い出としては、やっぱり95年のスガノオージ。ドロンコ馬場をスイスイと逃げ切る圧勝劇。一部では水かきがついているなんて言われましたが、前年のネーハイシーザーに続いて、サクラトウコウ産駒が連覇を決めたという点も印象的でしたね。
そして翌年2着のトーヨーリファール。滞空時間の長いフットワークと、コロコロと手前を替える仕草が特徴的で、当時としては珍しく、芝とダートの重賞を勝った二刀流。時代が違えば・・・と思わせてくれるお馬さんでした。
文字稼ぎはこれぐらいにして、明日の予想へ参りましょう。
まずは出走馬がコチラ。
1 キセキ 58 川田
2 ケイアイノーテック 56 藤岡佑
3 ステファノス 56 福永
4 サトノアーサー 56 戸崎
5 ステルヴィオ 55 ルメール
6 サンマルティン 56 池添
7 ダイワキャグニー 56 横山典
8 アクションスター 56 大野
9 アエロリット 55 モレイラ
10 スズカデヴィアス 56 三浦
11 サウンズオブアース 56 田辺
12 カツジ 55 松山
12 レアリスタ 56 石橋脩
毎日王冠2018予想
◎①番キセキ
○⑨番アエロリット
▲⑤番ステルヴィオ
△④番サトノアーサー
△②番ケイアイノーテック
△⑫番カツジ
本命は①番キセキ。
極悪馬場の菊花賞を制したことで、スタミナ型と思われがちですが、おそらくこの馬の本質はミドルランナー。
それを示す一戦が、1分56秒9(芝2000m)の開催一番時計で乗り切った6走前の信濃川特別。馬場差のなかった前週新潟記念が1分57秒8でしたから、いかに優秀かがわかりますよね。
神戸新聞杯2着後にデムーロ騎手が、「ヨーイドンの瞬発力勝負が合う」とコメントしていますし、母系もオークス馬ダイワエルシエーロを除けば、ビッグプラネット(アーリントンC・京都金杯)、グレーターロンドン(中京記念)と、軒並み短中距離馬。
ここは逃げ馬不在で、アエロリットのハナ。スロー~平均ペースからの瞬発力勝負が濃厚だけに、この馬の持ち味が最大限に生きる展開となるはずです。復活の狼煙をあげるには、最適な舞台設定と言えるでしょう。
対抗が⑨番アエロリット。
毎日王冠は牝馬が良く走る傾向にありますし、安田記念2着とすでにその能力は牝馬の枠を超えています。鞍上にモレイラ騎手はいささか反則の気がしなくもないですが、馬券内は鋼鉄級。スローに落とし過ぎた場合?ですが、まぁそれも重箱の隅を・・・のレベルでしょう。
単穴が⑤番ステルヴィオ。
牝馬同様に、3歳馬が強いというのもこのレースの特徴。皐月賞は特異な展開と馬場に泣きましたが、4着と好走。ダービーはさすがに距離が堪えた印象ですが、上がり33秒9で8着ならバッタリ止まったとも言い切れません。今回は2戦2勝の1800m。
以下、④番サトノアーサー、②番ケイアイノーテック、⑫番カツジのディープ産駒勢。瞬発力勝負濃厚ですから、やはり外すことはできません。3連系なら確実に押さえてください。
