某競馬専門紙の穴担当です。
いよいよ、秋のGIシリーズが開幕。その第一弾となるのが、スプリンターズS。
数十年まで定番中の定番だった「電撃の6ハロン戦」の文言は、さすがに見かけることはなくなったなぁなんて思っていたら、弊社担当者(40代後半)がサラッと使っていました・・・。
こちらは独断で手直しさせて頂きました。校正段階で見つけることができてよかった。
今年のメンバーを見て気づくことは、「アドマイヤムーン産駒が多い」ということ。
③番ワンスインナムーン、⑧番ファインニードル、⑪番セイウンコウセイ、⑮番ムーンクエイクの4頭が出走しますが、同産駒は中山芝1200mとの相性がいいですからね。上位独占があっても驚けません。
そして血統面で言えば、もう一頭見逃せない馬がいます。ズバリ、本命はその馬。
スプリンターズS2018予想
◎⑦番キャンベルジュニア
○⑧番ファインニードル
▲⑫番ナックビーナス
△⑪番セイウンコウセイ
△③番ワンスインナムーン
△⑮番ムーンクエイク
△⑤番アレスバローズ
本命は⑦番キャンベルジュニア。
父エンコスタデラゴは、フェアリーキング直仔のスプリンターで、10年のスプリンターズSを制した香港馬ウルトラファンタジー、香港スプリント2勝のセイクリッドキングダムを輩出。
フェアリーキングからは、1997年の高松宮記念を制したシンコウキングが出ていますし、同産駒ファルブラヴからも、1200~1400m重賞4勝のワンカラットや、セントウルS勝ちのエーシンヴァーゴウと、活躍馬の大半がスプリンターです。
母父リダウツチョイスも、短距離王国オーストラリアでリーディングサイアーを3回獲得した生粋のスプリンターですから、血統的にはケチのつけようがありません。
初めての芝1200m出走となった前走のキーンランドCですが、最後は甘くなったものの全体的にレースの流れには乗れていましたから、十分合格点がつくもの。
平坦コースでは先行勢を捉えきれずも、最後に急坂が待つ中山コースなら話は別。現にこの中山では【2-3-0-1】と崩れていませんし、今度は距離2度目の慣れも見込めます。
そして、今回からブリンカー着用。馬格があって迫力もありますが、ダメになるとすぐに諦めてしまう気性の持ち主ですから、集中力を高めるという点からもこれは好材料。GIですから当然ですが、やれることはすべてやってやってやったぜと言わんばかりの態勢。こえは買うしかありません。全力です。
対抗が⑧番ファインニードル。
帰国緒戦となった前走のセントウルSは、8分のデキで勝ったような印象。昨年は12着惨敗でしたが、当時とは馬が違います。渋馬場もまったく問題ありませんから、反動が出なければ・・・というところでしょう。
単穴が⑫番ナックビーナス。
これはもう「モレイラが乗る」。これが一番の決め手ですが、中山【2-4-1-0】の適性も見逃せないところ。夏は牝馬の格言にも、乗っかります。
馬券は⑦番の単複。あとはアドマイヤムーン産駒を中心に流したいと思います。
