某競馬専門紙の穴担当です。
7月11日(水)の大井競馬メインは、第20回ジャパンダートダービー。
昨年は船橋所属のヒガシウィルウィンが、中央馬を相手に快勝。中央競馬編集部に所属しているにもかかわらず、地方競馬好きのワタクシにとっては堪らん一戦だったわけですが、今年は中央馬が強力かなぁという感触。
その筆頭が①番ルヴァンスレーヴ。
新馬→プラタナス賞→全日本2歳優駿と完璧な3連勝。それを思えば、復帰戦の伏竜S2着は物足りない感じもしますが、ダート馬とはいえスパッと切れる馬。この手のタイプは、力で押す内田博騎手とは手が合いません。デムーロ騎手に戻った前走ユニコーンSが、この馬本来の姿。2000mも大歓迎、ここは不動の軸と言ってもいいでしょう。
ユニコーンSは、ルヴァンスレーヴの2着だった③番グレースタイムも、距離が延びれば逆転の可能性。母は交流重賞総ナメの女傑ミラクルレジェンド。血統背景はこの馬が一番と言ってもよく、大舞台で覚醒があっても驚けません。
⑧番ドンフォルティスは、ルヴァンスレーヴに唯一土をつけた馬。再度ひと息入りましたが、鉄砲OKの気性。むしろ今回の課題は距離。ヘニーヒューズ産駒ですから、ガクンとパフォーマンスを落としても不思議ではありません。
昨年のヒガシウィルウィンと同厩舎、同ローテで挑む⑪馬ハセノパイロですが、馬のスケールと言う点では一枚落ちる印象も。掲示板があれば・・・という気がします。
第20回 ジャパンダートダービー2018予想
◎⑭番オメガパフューム
○①番ルヴァンスレーヴ
▲⑨番テーオーエナジー
△③番グレートタイム
本命は⑭番オメガパフューム。
中央勢で唯一オープン実績がなく、格だけで言えば一番下。しかし、他馬にはない強みもあります。
それが、古馬完封の実績と経験。
前走の加古川特別では、いかに斤量差があるとはいえ、いきなり歴戦の古馬を一蹴。短距離ならいざ知らず、中距離で即結果を出すということは並大抵のことではありません。
しかもレース振りが出色。枠なりに終始外々を追走しながら、直線に入ってエンジンが掛かるともうひと伸び。普通なら苦しくなる場面で、もう一段ギアが上げたのですから、これはもう脱帽以外の言葉が見つかりません。
毛色は父スウェプトオーヴァーボードと同じ芦毛ですが、折り合い自在のレース振りと豊富なスタミナは、リアルシャダイ→ゴールドアリュールと流れる母系が色濃く出ている印象。当然、2000mは割引とはなりませんし、ここまでの3勝がすべて外枠ですから、大外枠もむしろ歓迎でしょう。新規開業の安田翔厩舎にとっても、いきなりの大チャンスですね。
対抗は①番ルヴァンスレーヴ、そして単穴が⑨番テーオーエナジー。
前走の日本ダービーは勝負度外視の参戦と見えましたが、スタート直後に両脇から挟まれて競馬にならなかったことも確か。当然ダートに戻れば話は別ですし、鞍上もココ一番の頼りになる岩田騎手。一変を期待してもいいでしょう。
馬券は◎▲の単勝2点と、◎→○▲△相手、▲→○△への馬連。
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