こんにちは。某競馬専門紙の穴担当です。
桜の季節も終わり、初夏の匂いを感じるようになりました。生憎、週末の天気が微妙なところですが、競馬観戦にはモッテコイの季節。基本的には中央よりも地方(浦和とか浦和とか浦和とか)競馬の方が足を運ぶ機会が多いのですが、今週はライブ観戦しようかと思います。
さて日曜メインは皐月賞ですが、土曜日も重賞が目白押し。阪神競馬場では、今年からNHKマイルCのステップレースとなった「アーリントンカップ」。そして中山競馬場では障害GI「中山グランドジャンプ」が行われます。どちらも今からワクワク。
では阪神競馬場のメイン「アーリントンカップ」の予想から参りましょう。
アーリントンカップ2018予想
◎②番インディチャンプ
○①番パクスアメリカーナ
▲⑩番エアアルマス
△⑪番レッドヴェイロン
△⑥番タワーオブロンドン
△⑤番ピースユニヴァース
予想の前にポイントをひとつ。
私は3歳馬のレースを予想するときに、まず「適性」を重視します。適性とひと言で言っても、距離やコース。馬場など様々ですが、その中でも距離適性。コレを一番に考えます。
アーリントンカップは1600mですから、当然マイル適性に注目ですが、ここで重要となってくるのが、「1400~1600を得意とするタイプ」なのか、「1600~1800mを得意とするタイプなのか」ということ。1400巧者、1800m巧者という言葉もあるぐらいですからね。
1400m巧者と言えば、現役馬ならトウショウドラフタでしょうか。個人的にはスギノハヤカゼなんですが。そして1800m巧者と言えば、バランスオブゲームやロゴタイプなどなど。
そして今回の有力馬の中で、もしかすると1400m巧者じゃないか?と思えるのが、⑤番ピースユニヴァース、⑥番タワーオブロンドン、⑬番ダノンスマッシュの3頭。
3頭とも1400mで切れすぎる脚を使っていますから、1600mでその脚が使えるかどうか?という気がします。現にタワー、ダノンの2頭は朝日杯ではっきりと切れ負けしていましたからね。ここは2~3着までと見ます。
となると、マイルでの爆発力という点に期待して、②番インディチャンプを本命に。
前走の毎日杯は3着。ソツのない競馬だったブラストワンピースに対して、こちらは行きたがる面も見せていましたし、チグハグな競馬。着差0秒3は、そのまま距離適性の差とも取れます。
ラスト3F12.5-11.3-11.0の加速ラップを豪快に差し切った2走前が、この馬本来の姿。当時の2着馬が次走エルフィンSを勝つレッドサクヤですから、平場の一戦とはいえ、メンバーレベルもむしろ高かったと言っていいでしょう。
ベストの1600mに戻れば、瞬発力断然。キッチリと仕留めて、マイルCへと乗り込みます。
対抗が①番パクスアメリカーナ。
デビューから一貫して、マイル路線。休みを挟んで2連勝中と勢いも十分です。全姉がヴィクトリアマイル馬ホエールキャプチャ。血統的にもこの距離ベストですし、経験も強みとなります。逆転も見込めそう。
単穴が⑩番エアアルマス。
シンザン記念は発表前取消となりましたが、しっかりと立て直してきました。未勝利1分34秒2は、翌週の阪神JF1分34秒3を上回る好時計。単純な時計比較だけで言えば、重賞でも十分太刀打ちできる計算が成り立ちます。
馬券は、3連単フォーメーション。①②⑩→①②⑤⑥⑩⑪→①②⑤⑥⑩⑪の計60点。たまにはこんな狙い方でいきたいと思います。
