こんばんは。某競馬専門紙の穴担当です。
何となく北海道シリーズの予想が好調のような気がするので、今日は札幌競馬を中心に攻めていきたいと思います。
では、メインの札幌日経オープンから・・・の前に、実は先日、読者の方から、「札幌芝2600の傾向と強い血統は何ですか?」と、ご質問を頂きました。
瞬発力が生きる芝1800~2000なら、胸を張って「母父サンデーサイレンスを押さえてくださいね」と言えるのですが、芝2600となると少し話が変わってきます。
札幌日経オープンの過去10年の勝ち馬を見てみると、それまでに芝2400m以上での勝ち星がなかったのは、12年1着のルルーシュだけ。その他の9頭は、いずれも芝2400m以上での勝ち星がありました。
とにかくスタミナが重要で、ステイヤー型が狙える一戦。距離実績には要注意ですよ。
ちなみに今年の出走馬の中で、芝2400m以上での勝ち星がないのは、③番バロンドゥフォールと④番シルクドリーマーの2頭。
ともに実力馬ですし、シルクに至っては勝ち星こそなくても芝2400mで②着もありますから、切っちゃいけねぇよって感じもしますが、手を広げてばかりではプラスになりませんからね。切っちゃいましょう。
札幌日経オープン予想 俺の◎○▲
◎⑨番ラブラドライト
○⑧番モンドインテロ
▲⑤番トゥインクル
本命は⑨番ラブラドライト。
3年前の当レース②着馬で、芝2600m【3-2-0-0】と絶対の自信。ここは大半が差し馬の組み合わせで、単騎ハナも十分。2着は外さないと見ました。
昨年の1、2着馬が相手候補。穴なら②番デルマサリーチャン。
札幌1Rは、⑥番サニーダンサーがおススメ馬。
バンブーエール×母父フォーティナイナーなら、ダートがマイナスになることはないでしょう。
札幌6Rは、⑦番ベストダンス。
芝ではスピード不足、かといってダートも合わない・・・が、ワークフォース産駒のイメージ。
はっきり言って、種牡馬としては失格の烙印を押されても仕方がないところですが、起死回生があるとすれば、洋芝の長丁場かなと。ここは産駒が4頭が出走しますが、一番可能性があるのはこの馬。
札幌8Rは、⑧番ホットファイヤーが狙える。
父が洋芝得意のハービンジャーで、母父サンデーサイレンス。札幌は初めてですが、だからこそ狙う価値があるということですね。もしかしたら「鬼」の可能性がありますから。
前2走は鞍上との呼吸も一息。かといって今回の鞍上を見て、とても強化とは思えませんが、同じ騎手よりはいいでしょう。
メインを含めた上記4頭を、本日の札幌競馬のおススメ馬とさせていただきます。