こんにちは。某競馬専門紙の穴担当です。
これでもかというほどに「盛った」タイトルで、申し訳ないっす。
ここまでのメイン予想を振り返ってみると、まともにヒットと思えるのは、ユニコーンSだけという惨劇。
もちろんいつだって真剣に予想はしているんですが、結果が出ないことには何も言えません。
函館記念は何としても当てないと・・・。その切なる想いをタイトルで表現したということです。
さて函館記念と言って思い出すのは、1994年のワコーチカコ。
リヴリア産駒らしいエグイ切れ味で、エプソムC、函館記念、京都金杯、京都記念と強豪牡馬を撫で切っての重賞4勝。
産駒が今一つだった点は残念ですが、とにかく「美人さん」だったと記憶しています。
そしてこのワコーチカコの手綱を取ったのが、漢・藤田伸二で、前年のゴールデンアイ、そして翌年インターマイウェイと、函館記念3連覇を成し遂げたのです。懐かしいなぁ。
そして函館記念3連覇つながりとで言えば、やはりこの馬。エリモハリアーですね。
毎年このレースだけは、別馬のような強さを見せた洋芝巧者。
当時、社内では「凱旋門賞に行けばいい勝負すんだろっ!?」なんて言う人もいました。いやぁ、懐かしい。
「リピーター」がキーワードと見れば、当然昨年の1~3着馬は無視できない!?
では過去のデータから、少し傾向を探ってみたいと思います。
目次
函館記念で押さえておくべきポイント
1番人気は蹴っ飛ばしてOK?
過去10年の勝ち馬を人気別に見てみると・・・
- 1番人気【0.2.0.8】
- 2番人気【2.0.2.6】
- 3番人気【3.0.0.7】
- 4番人気【4.0.0.6】
1番人気はとにかく苦戦の傾向。2着2回ですからまったく買わなくてもいいということはありませんが、単はなしと見ていいでしょう。これはありがたい。
3歳馬は蹴っ飛ばしてOK?
年齢別に見てみると・・・
- 3歳【0.0.1.2】
- 4歳【2.3.2.9】
- 5歳【3.2.3.31】
- 6歳【1.1.3.37】
- 7歳【3.1.0.23】
- 8上【1.3.1.20】
年の功とでも言えばいいのでしょうか。唯一勝ち星がないのが3歳馬で、5・7歳馬が3勝ずつ。おじさんパワーを舐めちゃいかんぜよってことですね。
軽ハンデという名の甘い罠?
先週の七夕賞でも軽ハンデ馬の台頭はなく、最も多くの勝ち馬を送る57キロ組のワンツー。この函館記念も同様のデータが残っています。
- 56キロ【5.2.2.27】
- 54キロ【3.0.1.23】
- 57キロ【1.1.3.14】
- 57.5キロ【1.0.0.8】
56キロ組が半分の5勝と圧倒的。今年は②番ダンツプリウス、⑤番レッドソロモン、⑯番サクラアンプルールの3頭が56キロ。次いで54キロ組が3勝で、①番サトノアレス、③番ナリタハリケーン、⑧番カムフィーの3頭が54キロ。軽ハンデ馬は軽視。
帽子の青色まで?
札幌開催となった2009年を除けば、過去9回の勝ち馬はすべて4枠より内。
とにかく内枠有利の傾向で、馬連は8頭立ての競馬と考えればOKなのです。
- 1番【0.1.1.7】
- 2番【0.0.2.7】
- 3番【2.2.0.5】
- 4番【3.0.1.5】
- 5番【1.1.0.7】
- 6番【2.0.1.6】
- 7番【0.0.0.9】
- 8番【1.2.1.4】
あとは面倒・・・じゃなくて、勝ち馬がいないため割愛。
ちなみに2着は3回あって、9番、11番、12番枠から1度ずつ。まぁ来ちゃったら「ゴメンナサイ」ぐらいの確率と見ていいでしょう。私なら抑えません。無駄な出費は避けます。
第53回 函館記念・枠順
馬名 | 斤量 | 騎手 | 厩舎 | |
1 | サトノアレス | 54 | ルメール | 藤沢和 |
2 | ダンツプリウス | 56 | 丸山 | 山内 |
3 | ナリタハリケーン | 54 | 藤岡康 | 中尾秀 |
4 | ケイティープライド | 52 | 鮫島駿 | 角田 |
5 | レッドソロモン | 56 | 岩田 | 庄野 |
6 | アングライフェン | 55 | 北村友 | 安田隆 |
7 | マイネルミラノ | 58 | 丹内 | 相沢 |
8 | カムフィー | 54 | 勝浦 | 池上和 |
9 | スーパームーン | 55 | 四位 | 藤沢和 |
10 | ステイインシアトル | 57 | 武豊 | 池江寿 |
11 | ツクバアズマオー | 57 | 吉田豊 | 尾形充 |
12 | ルミナスウォリアー | 55 | 柴山 | 和田郎 |
13 | パリカラノテガミ | 53 | 松岡 | 清水英 |
14 | タマモベストプレイ | 56.5 | 吉田隼 | 南井 |
15 | ヤマカツライデン | 55 | 池添 | 池添兼 |
16 | サクラアンプルール | 56 | 蛯名 | 金成 |
トップハンデは58キロのマイネルミラノ。最軽量は52キロのケイティープライド。
函館記念予想(前日)俺の◎○▲
◎⑦番マイネルミラノ
○④番ケイティープライド
▲②番ダンツプリウス
△⑩番ステイインシアトル
△⑪番ツクバアズマオー
今のところ、本命はマイネルミラノ。
函館の水が合うのか、とにかく稽古の動きが超抜の超抜。
あとは土曜日の馬場傾向や閃きで変更するかもしれませんが、どのみち土曜の夜にアップします。
そして土曜日の函館・中京・福島のおススメ馬は、コチラ。