こんばんは。某競馬専門紙の穴担当です。
さて、今週は川崎競馬場で『スパーキングレディーカップ』が行われます。
大抵、重賞は水曜日ですが、今週は木曜日の開催。お間違えのないよう、ご注意ください。
では、まずは枠順から見ていきましょう。
目次
枠順
1 | トーコーヴィーナス | 55.0 | 兵庫 | 大山真 |
2 | ホワイトフーガ | 58.0 | JRA | 蛯名正 |
3 | タマノブリュネット | 57.0 | 大井 | 吉原寛 |
4 | タイニーダンサー | 57.0 | JRA | 内田博 |
5 | プリンセスバリュー | 55.0 | 大井 | 矢野貴 |
6 | ウリャオイ | 52.0 | 笠松 | 池田敏 |
7 | アンジュデジール | 52.0 | JRA | 横山典 |
8 | タッチデュール | 55.0 | 笠松 | 佐藤友 |
9 | タッチスプリント | 52.0 | 高知 | 倉兼育 |
10 | ララベル | 55.0 | 大井 | 真島大 |
11 | サクラフローラ | 55.0 | JRA | 戸崎圭 |
12 | ドンナディヴィーノ | 55.0 | 川崎 | 山崎誠 |
JRA所属馬が4頭。大井3頭、笠松2頭、川崎・高知・兵庫から1頭の12頭が出走。
出走有力馬
ホワイトフーガ(牝5 美浦・高木登)
昨年の当レースの勝ち馬で、川崎コースはここまで、3戦3勝と負け知らず。
前走のさきたま杯は圧巻のひとマクリで、2着モーニンに4馬身差完勝。勝ち時計も、過去10年で最速となる1分25秒7なら、文句のつけようがないといったところ。今が最高潮といっても過言ではありませんね。
アンジュデジール(牝3 栗東・昆)
兄がダート5勝の現役馬アキトクレッセントなら、ディープ産駒ながらもダートで頭角を現してきたのも、ある意味納得。
決してベスト距離とは思えなかった前走の関東オークスでも、正攻法の競馬で2着。圧巻だった2走前と同じマイルなら、この相手でも・・・という期待も十分。コース2度目、52キロで。
タイニーダンサー(牝4 美浦・伊藤圭)
エーデルワイス賞→北海道2歳優駿と立て続けにJRA勢を撃破し、鳴り物入りでのJRA転入となったが、結局積み上げた勝ち星は、関東オークス1勝のみ。
決して成長力があるとも言えず、今回も入着ラインが精一杯の印象。本質マイラーで、この距離なら!というのは、明らかにワナ。
ララベル(牝5 大井・荒山)
地方勢筆頭がこの馬。前走のマリーンCでは、大幅馬体増ながらも2着と好走。父ゴールドアリュール。いよいよ本格化の気配。
1600【3-2-0-0】とパーフェクト。川崎コースも2戦2勝と、不満のない舞台。追い切りの動きも迫力満点で、いきなり力を出せる仕上がり。主戦の真島騎手も心強いところでしょう。
タマノブリュネット(牝5 大井・藤田)
今回が転入緒戦となりますが、昨年のレディスプリュードを勝ち、続くJBCレディスクラシックでも4着と好走した実力馬。
近走はやや精彩を欠くレース振りが続いていますが、南関の水が合うようなら、いきなり結果を出しても何ら不思議ではありません。鞍上・吉原寛騎手も魅力の一つですね。
その他では、紙面的にどうしても印が回ってしまう?サクラフローラですが、前走は1600万2着。これでいきなり通用してしまっては、この路線の先は危ういですからね。ここは今後に向けての経験と割り切りたいですね。
園田からの参戦となるトーコーヴィーナスは、昨年のレディスプレリュードで、タマノブリュネットの2着と好走。ひと頃の迫力は薄れてきた気もしますが、今の馬場は大きなアドバンテージ。最内枠も逃げたいこの馬には、絶好枠と言えるでしょう。残り目に注意したいですね。
では最後に予想へ。
冴えない予想で申し訳ないですが・・・。
第21回 スパーキングレディーカップ予想 俺の◎○▲
◎①番トーコーヴィーナス
○②番ホワイトフーガ
▲⑦番アンジュデジール
△⑩番ララベル
△③番タマノブリュネット
本命は、園田のトーコーヴィーナス。
走り慣れた右回りとは違い、ロジータ記念(川崎)2着があるとはいえ、まだまだ信頼性を欠く左回り。
「ピンかパー」の面は否めないところですが、この枠ならすんなりと先手が奪えますし、火曜日からの集中豪雨もまさに恵みの雨。逃げるこの馬にとって絶好の馬場コンディション、舞台設定と言えます。
最終追い切りでも、65.3-49.9-37.2-(一杯)と、上々の時計をマーク。久々を叩いた上積みも見込める動きだったと思います。
勝利の女神が微笑んでくれたら、いいなぁ。