こんばんは。某競馬専門紙の穴担当です。
改めて競馬は難しい、と思い知らされた日曜日でしたね。
まずは、宝塚記念キタサンブラックの大惨敗。
どこに敗因を求めるのが妥当なのか、なかなか難しいところですが、強いて挙げるなら体調面なのかなぁと。
今季緒戦となった大阪杯へ向けて、時計を出し始めたのが3月5日。
ということは、今回の宝塚記念まで約4か月もの間をトレセンで調整し続けてきたということになります。
さらにその間、常にピークの状態を維持し続けなくてはいけなかったわけですから、これでは精神的に参ってしまわない方が不思議というもんですね。
レース後にオーナーも仰っていましたが、これはキタサンブラックの「疲れてんだぜー」という意思表示なんでしょう。
残念ながら凱旋門賞撤回の発言もありましたが、この一戦で燃え尽きてしまうことがないようにと期待しつつ、秋の復帰戦を待ちたいと思います。
そしてもう一つ、競馬の恐ろしさと言えば、函館芝1200がまったく予想通りにならなかったことですね(笑)
前日あれだけ
「それ、ダノンシャンティだ」
とか
「やれ、ダイワメジャーだ」
と騒ぎ立てたのに、結果はどれも来ず・・・。
後出しすると急に来なくなるというのは、よくあるパターンですが、それにしても散々たる有様。こんな気まぐれ、場末のキャバ嬢でも見せへんよ。
さて、気を取り直して、月曜日からは大井競馬。
今開催は、火曜日に「優駿スプリント(S2)」、そして水曜日が「帝王賞」ですね。
見所盛り沢山な開催となりそうですが、まずは火曜日の優駿スプリントから。
1番人気は、ここまで【5-2-2-1】。前走の優駿スプリントトライアルでも、3馬身圧勝と力の違いを見せつけたサブノジュニア。
(余裕すぎますな・・・)
父サウスヴィグラスは、今年のダービーシリーズで2頭のダービー馬(ベンテンコゾウ・ヒガシウィルウィン)を輩出しましたが、スプリント戦が本来のカテゴリー。
もちろん圧勝でも納得なんですが、ここは重賞戦線で揉まれてきたソッサスブレイ、バンドオンザラン、キャッスルクラウンや、1200では負け知らずのハッピーブーケなど、一気の相手強化も確か。
専門紙やスポーツ紙では、上から下までズラリと「◎」が並ぶはずですが、そこまでの絶対感はありません。
お任せください。ここは私の出番です。
第7回 優駿スプリント予想 俺の◎○▲
◎⑧番キャッスルクラウン
○⑨番サブノジュニア
▲②番バンドオンザラン
△①番アイアンハート
△⑥番ハタノオヌール
△④番ポッドジーニー
△③番ハッピーブーケ
本命はキャッスルクラウン。
デビュー以来初となるスプリント戦ですが、個人的には「待っていた!」感。
父バンブーエールは、現役時ダート1200で7戦6勝。一度の敗戦がドバイゴールデンシャヒーン4着ですから、国内では負けたことがなかったわけです。
後ろからチョロチョロと差してくるキャッスルクラウンには、父ほどの軽快さがない点は認めざるを得ませんが、前2走のレース振り(最後に甘くなる)を見る限り、距離短縮で活路が開けるのではないかと思うわけです。
デビューからの全戦すべてで手綱を取ってきた中野騎手から乗り替わりとなりますが、吉原騎手ならマイナスはありません。石川ダービーで見せた勝負強さに期待です。
あとは月曜の競馬をしっかりチェックして、馬場傾向をつかみたいと思います。
明日は帝王の記事をアップします。