こんばんは。某競馬専門紙の穴担当です。
今年からダービーシリーズの対象レースとして、金沢競馬場でダービーが復活。
その記念すべき第一回「石川ダービー」が、6月20日金沢競馬場のメインレース。
注目は何と言っても、ヤマミダンス。
ここまで9戦7勝、2度の敗戦は共に遠征競馬で体を減らして力を出せなかったもので、地元金沢に限れば重賞2勝ちを含む5戦5勝と完璧な成績。
転入馬や新興勢力もなく、すでに勝負付けが済んだ面々なら1強ムードも仕方なし。と誰もが思っているでしょう。
しかし、穴党の筆者には付け入るスキがあるんじゃないか?とみています。
では石川ダービーの予想へ。
第1回 石川ダービー予想 俺の◎○▲
◎⑧番ジョリーロラム
○⑪番ヴィーナスアロー
▲⑩番ディターミネイト
△①番ヤマミダンス
△②番バルダッキーノ
△③番ラブフルーツ
△⑤番サッキーヘラクレス
本命はジョリーロラム。
金沢転厩後、積み上げた4勝はすべて「逃げ切り」。
前走は6頭立て5番人気での快勝でしたが、スタートダッシュの鋭さが目につきましたし、やはり逃げれば強いということを再確認。今回も比較的いい枠が当たりましたし、北日本新聞杯ではヤマミダンスにボロ負けでしたが、雪辱のチャンスは十分と見ました。
第1回の地元ダービーに期する思いもあるだろうとみて、ヴィーナスアローが対抗で、今年のダービーシリーズでの活躍が目立つ、サウスヴィグラス産駒ディターミネイトが3番手。
そして注目のヤマミダンスをここまで評価を下げたのは、内枠がどうか?という点から。
逃げ馬にとって最短距離を走れる内枠は有利にも映りますが、それはダッシュが利く馬だけで、出足がつかない馬にとっては外から被せられ、包まれる危険性も帯びています。
ヤマミダンスはまさにそのタイプで、同じく最内枠だった4走前の東京2歳優駿では、スタート後に外からドンドン行かれてしまい、結局何もできずに終わってしまいました。
今回は4頭出しとなる金田厩舎の動きも不穏ですし、それでなくてもダッシュが利く馬が外枠に入っていますから、案外楽な逃げに持ち込めないのでは?という気がしています。
後は鞍上が「ダイブ」しなければ、大丈夫なはず(笑)