こんにちは。某競馬専門紙の穴担当です。
今週はいよいよオークス。空前絶後のハイレベルと言われる今年の3歳牝馬戦線。その頂点を決める一戦となるわけですから、興奮するなと言う方が無茶な話ですよね。でもその前に、土曜のメインは京都競馬場で行われるダート重賞・平安S。まずはこちらから攻めていきたいと思います。オークスのデータ記事はコチラ。
平成13年から現在の5月へ移行しましたので、データらしいデータがないのですが、とりあえず過去4年の傾向をチェックしてみましょう。
平安S 過去4年の傾向
単勝人気別
過去4年の勝ち馬を単勝人気別に見てみると
- 1番人気【2-0-0-2】
- 2番人気【0-0-0-4】
- 3番人気【0-2-0-2】
- 4番人気【1-0-2-1】
- 5番人気【0-0-2-2】
となっています。1番人気で勝ったのは13年ニホンピロアワーズと16年アスカノロマン。4番人気は15年インカンテーション。14年クリノスターオーは12番人気での大駆けでした。比較的人気サイドの決着ですが、時としてとんでもない穴馬が来ることも。
ステップレース別
- アンタレスS【3-3-2-18】
- フェブラリー【1-0-0-0】
- マーチS 【0-1-0-2】
- ブリリアント【0-0-1-9】
ステップレースはアンタレスS一択。勝ち馬3頭で連対率23%、複勝率31%なら、今年もこの路線から入るのが無難でしょう。そして毎年必ず「2頭が上位入線」という点も見逃せませんね。ちなみに該当馬はタガノエスプレッソ、アスカノロマン、リーゼントロック、ロワジャルダン、ロンドンタウン、マイネルクロップ、グレンツェントの7頭。1戦1勝のフェブラリーSは不在。マーチSも不在で大不振のブリリアントSからは、マイネルバイカ1頭のみ。
コース実績
過去4年の上位3頭(全12頭)すべてに、京都ダートでの勝ち星がありました。これは最低でもクリアしなければいけない条件と言えそうで、残念ながらタガノエスプレッソ、ピオネロ、リーゼントロック、ラストインパクト、ドリームキラリ、グレンツェントは脱落となります。
脚質別
- 逃げ【2-0-0-2】
- 先行【2-2-4-7】
- 差し【0-2-0-26】
- 追込【0-0-0-15】
何と言うことでしょう。追い込み馬は【0-0-0-15】と、ほぼ壊滅状態。出走していない言っても言い過ぎではない結果となっています。とはいえ、今年のメンバーでどの馬が追い込みなのかがわかりませんが・・・。
やはり強いのは逃げ先行馬で、過去4年はすべてこの脚質。1頭強いのが前を一掃する形になれば差し馬も届く計算ですが、それでもレンシタまで。単系は逃げ先行勢から。
所属別
- 栗東所属馬【4-4-4-37】
- 美浦所属馬【0-0-0-14】
何と言うことでしょう。過去4年の上位3頭はすべて関西馬となっていて、関東馬は一度も馬券に絡んだことがありません。今年はグレンツェント、ロワジャルダンと人気を集めるだけに、これはヨダレが垂れちゃうデータ。
平安S予想 俺の◎○▲
◎②番タガノエスプレッソ
○⑨番グレイトパール
▲⑪番ロンドンタウン
△⑦番アスカノロマン
△④番クリソライト
△⑧番リーゼントロック
本命はタガノエスプレッソ。
「京都ダートでの勝ち星なし」「逃げ先行ではない」とまったく上記のデータに当て嵌まりませんが、ジンクスを打ち破ってこその夢馬券。前走のアンタレスSではスタート後手→最後の直線もドン詰まりと、まったく競馬になりませんでした。それでいて着差は0秒5だけ。スムーズに回って来れれば勝機も十分です。
実は言いにくいことですが、メインの予想は中央・地方問わず、ほぼ当たっていません(泣)。あと私の初恋の方のお名前が「平安」さんでした。
明日のオススメ馬
東京4R ⑥番パイルーチェ(超hot)
東京9R ⑬番イストワールファム
東京12R ⑱番フレンチイデアル(超hot)
京都10R ⑪番エイシンラナウェー
京都12R ⑤番ディープウェーブ